プロテスタントはいくつかの教派がありますが、葬儀は、故人の冥福を祈ったり、供養をしたりするために行うのではなく、「神への礼拝の場」と考える点は共通しています。ですから日本の葬儀習俗は、異教的なものとして排される傾向がみられます。設営や進行について、教会側と綿密な打ち合わせをしておかないと、思わぬ行き違いが生じたりしますので気をつけましょう。「▼葬儀場の設営」プロテスタントの葬儀では、柩は高いところに置きません。周囲を生花で飾る際も、十字架や聖餐台が隠れないように気をつけます。遺影は左右どちらかに寄せ、黒いリボンはかけません。供花は生花のみ。神の前ではだれもが平等ということで、名札ははずし、遺品や勲章なども飾りません。▼葬儀式の式次第(一例)?奏楽/オルガン演奏が行われ、参列者は黙祷。遺族と柩の入場がある場合は、一同起立して迎えます。?聖書朗読?讃美歌?聖書朗読?祈祷?讃美歌(故人の愛唱歌)?説教/故人の生と死に関しての聖書の教えを説くことが多く、最初に故人の略歴を紹介することもあります。?祈祷?讃美歌?祝祷/遺族と参列者一同に、神の祝福があるように祈ることです。?奏楽/一同起立したまま、黙祷をします。?告別式/弔辞は、故人でなく、遺族への言葉です。遺族のほうを向いて読まれます。この後、場合によっては献花が行われます。また、最後に喪主があいさつをすることもあります。
ある銀行の調査によると、未婚女性は、自分の兄弟、イトコなど親族以外の人にはほとんど入園・入学祝い金を贈っていないそうです。つまり、入園、入学祝いのおつき合いの範囲は「親族」だけ。親族以外でお祝い金、お祝いの品を贈るケースは、相手の家と家族同様のつき合いをしているといった場合のみ。まして、上司の子供にお義理で入園・入学祝い金を贈る必要はありません。お祝い金の相場は、幼稚園、小学校の場合5千円から1万円。大学の場合は1万円ぐらいです。普通は、中学校、高校の入学は派手なお祝いはしません。ただ、私立の名門校に入学したときなどは、お祝いすると喜ばれます。祝儀袋の表書きは「祝御入園」「祝御入学」とします。お祝いの品は、幼稚園、小学校の場合、学用品がベスト。人気のある物は、クレヨンや色鉛筆のセット、卓上スタンド、童話や絵本など。大学の場合、お祝いの品は本人の希望を聞くのが一番。というのは、大学に入学する頃になると、だいたいの物は持っているからです。適当な物が見当たらないときは、図書券が無難。お祝いの品、お祝い金は、入園・入学の前日までに届くようにします。
お得意様などへの通常の文書で、いきなり「前略」とするのは、少し雑すぎます。あいさつ文を入れたい場合は、「前略」ではなく、「拝啓」「謹啓」などの言葉を使います。「拝啓晩秋のみぎり、皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素はひとかたならぬご愛顧をいただき、誠にありがとうございます」などとなります。「前略」と出だしたときは、最後は「敬具」と結んでよいのでしょうか。「前略」など手紙の出だし文(頭語)には、セットにして使うべき最後の言葉(結語)があります。一般的な文書は、「拝啓」と出だしたら「敬具」で結びます。かしこまった文書なら、「謹啓」と出だして、「謹白」「謹言」で結びます。「前略」と出だしたときは、「草々」がセットになる結語です。「敬具」などの結語は、正しくはありません。結語の「草々」というのは、「取り急ぎ、以上のことを走り書きしました」という意味がこめられています。